バナースタンドって知ってる? 種類や用途、選び方のポイントを徹底解説!

2020年07月30日 ノウハウ
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「バナースタンド」と聞いて、「ああ、アレのことね」とピンとくる方は、これまでにお仕事などで携わったことのある方が多く、一般的にはあまり馴染みのないワードかもしれません。

「バナー(Banner)」とは、よくネット広告でも耳にするバナーと同じ意味で「旗」の総称のことを言い、主に横断幕や垂れ幕などの旗・幕を意味します。
「スタンド(Stand)」は「立つ・立っている」などの意味なので、合わせて 「旗・幕を立てる看板」=自立式の幕看板の総称をバナースタンドと呼びます。

街中や通りを歩いていると、上図のような「バナースタンド」と呼ばれる自立型の幕や旗をよく見かけませんか。
バナースタンドは、誰でも簡単に設置でき、宣伝・告知効果も高いことから、皆さんの身の回りでも幅広い用途に使われています。
多くの人が日常生活で何気なく目にしていることも多いバナースタンドですが、その用途や設置する場所に合わせて、実はさまざまな種類があります。

そこで今回はバナースタンドにはどのようなものがあるか、種類ごとの特徴や使用事例も交えながら順に紹介していきたいと思います。




バナースタンドにはどんなものがある?
種類ごとの用途と選び方のポイントを徹底解説!

< ロールアップバナー >  撤去が簡単!女性一人でも持ち運びができる

ロールアップバナー

「スタンド(Stand)」は「立つ・立っている」などの意味なので、合わせて 「旗・幕を立てる看板」=自立式の幕看板の総称をバナースタンドと呼びます。
ロールアップバナーとは「巻き取り式(ロールアップ)」のバナーのことで、バナー本体を土台内部に収納でき、ロールスクリーンのようにバナーを下から引き上げて使用するタイプのバナースタンドのことです。

また、垂直に印刷メディア(スクリーン)を引き延ばして設置するバナースタンドなので、奥行きが取れない狭いスペースでも簡単に設置できます。


コンパクトに収納できるため、女性お一人での持ち運びも簡単です。


ロールアップバナー コンパクト収納

ロールスクリーンを選ぶときのポイント

ロールスクリーンのカテゴリを見てみると同じよなアイテムが並んでいます。
ロールスクリーンの中で一番人気のあるサイズはW850×H2000mm前後で、この付近のサイズはいろんなデザインがラインナップされています。
そんな中からアイテムを絞り込む際に決めておきたいポイントは「掲示したいサイズ」「今後スクリーン交換をするかどうか」です。
幕の巾は固定ですが、高さは調整できるタイプと固定のタイプがあります。
また、スクリーン交換を想定したクリップで取り付けるタイプと、スクリーン交換を想定していないテープで貼り付けてしまうタイプがございます。
弊社でも、スクリーンの高さを調整できスクリーン交換も可能なタイプ「i-Look(アイルック)シリーズ」と、
ワンサイズの対応でスクリーンの交換もできませんが安価にお求めいただける「くるりんシリーズ」の2シリーズをご用意しております。


ロールスクリーンを選ぶときのポイント

ロールスクリーンのバリエーション

定番サイズの他にもロールアップバナーにはラインナップがあります。
スポンサーパネルとしても使える横幅1500mmや2000mmのワイドサイズや、両面表示が可能なタイプ、屋外で使えるタイプ、連結できるタイプなどです。

弊社でも、ロールアップバナー定番シリーズの広幅でi-LooK200(アイルック200)くるりんⅡ200のW2000mmタイプ、i-LooK150(アイルック150)くるりんⅡ150のW1500mmタイプや、
ツインズくるりんWアウトドアなどの両面タイプ、かつ、くるりんWアウトドアは屋外でもご利用いただけます。
また、いろんな形で連結して使えるタイプとしてミニアップがございます。


ロールスクリーンのバリエーション

< バックボード・バックパネル >  背景から空間を演出する

バックボード・バックパネル

記者会見のテレビ中継や展示会でのイベントで、登壇者の背面に企業・自治体のロゴなどが入ったボードを見たことはありませんか。
これらも実はバナースタンドの一種でバックボード・バックパネルと呼ばれています。

バックボードのSPツールとしての特徴は、表示面のサイズが大きくとれるので視認性が高く新商品や新サービスやスポンサーのPR等に最適だということです。
そのため、記者会見以外でも展示会場や大型商業施設、ショールームなど比較的広いスペースでの使用に向いています。




弊社でも収縮式で簡単に設営できるタイプ「ウォーリー」を中心に、テンションファブリック式「Harry(ハリー)」、ロールアップタイプ「i-LooK200(アイルック200)」「くるりんⅡ200」、連結タイプ「Lバナー LS-90C3」など多数のバックボードとして使用できる大型バナーを取り扱っております。


収縮式の特徴

収縮式

マジックテープで幕を取付け、そのままコンパクトに専用バッグに収納でき、会場等で取り出し広げるだけの非常に簡単な使い方となります。

弊社では収縮式バックボードとして「ウォーリー」を展開しております。


テンションファブリック式の特徴

テンションファブリック式

スクリーンにシリコンを縫製し、フレームの溝にはめ込むことにより、幕がピンと張り仕上がりが綺麗な事が特徴です。

弊社ではテンションファブリック式バックボードとして「harry(ハリー)」を展開しております。


ロールアップタイプの特徴

ロールアップタイプ

設置は簡単でシワ等の問題はないのがメリットです。ただ、約2Mの筒状を持ち運ぶため、運搬面に課題があります。


弊社ではロールアップタイプのバックボードとして「i-LooK200(アイルック200)」や「くるりんⅡ200」を展開しております。

連結タイプの特徴

連結タイプ

収納時にコンパクトになる点、単体でも使用できる点がメリットとなります。
数台分を組み立てる必要があるため、部材が多くなってしまいます。


弊社では連結タイプのバックボードとして「Lバナー LS-90C3」や「ブルーバナーSS90」、「ブルーバナーSS120」、「I-Banner(アイバナー)」を展開しております。

屋外タイプの特徴

屋外タイプ

各パーツが頑丈にできており、ベースが水タンクになっているのが特徴です。


弊社では屋外タイプのバックボードとして「アルファ-エコ」を展開しております。
両面にしたり、複数台を連結したり、高さを高くするなど、アルファ-エコはいろいろな使い方ができます。
もちろん屋内でもご利用いただけます。

< Xタイプバナー >  屋内・屋外タイプあり スクリーンの定期的な入れ替えに最適

Xタイプバナー

Xタイプバナーとは、スクリーン四隅の丸い穴(ハトメ)の裏側から、X字になったスタンドバーを掛けることで、ピン!と張ったスクリーンが出来上がるバナースタンドです。
裏側から見るとX型をしたバナースタンドのためこの名が付けられています。
Xの四方に合わせるようにスクリーンの四隅にはハトメと呼ばれる金具付きの穴の加工が施されています。


ハトメ穴を利用して紐などで括りつけることもでき、バナースタンド以外の設置も可能です。


Xタイプバナー説明

Xタイプバナーには屋内用と屋外用のタイプがあり、弊社でも屋内用は「QSB-数字シリーズ」、屋外用は「QSB-Yシリーズ」としてそれぞれ展開しております。


< Lタイプバナー(Iバナー) >  低価格でバリエーションも豊富 コスト重視のイベントに

Lタイプバナー

Lタイプバナーとは横から見るとL型をしたバナースタンドで、Xバナーと違い、穴がなく脚部も見えないため全体的にすっきりしたデザインになります。
裏側からみるとI型をしているため「Iバナー」とも呼ばれます。

レールパーツをバナースタンドの上下にスライドし、裏側から支柱をジョイントするだけで出来上がるため、設置時間はわずか1分。
総重量も1kg以下と軽いため、女性の方はもちろんお一人でも十分にお取り扱いいただけます。


Lタイプバナー説明

バリエーションも豊富で、連結による大型展示やタペストリーとしての使用も可能です。


Lタイプバナーバリエーション

弊社でも、1台からのご注文、連結、タペストリータイプまで用途に合わせて幅広く取り揃えておりますのでぜひお気軽にご相談ください。

< テンションファブリック >  スクリーン交換も簡単!継ぎ目なしの大型グラフィックが神秘的な空間を実現

テンションファブリック

テンションファブリックとは、ファブリック(合成繊維の布地)メディアにグラフィックを印刷し、軽量のアルミフレームにテンション(圧力)をかけて掲示する看板のことを言います。

フレームに内蔵されたLEDを照射することで影を出さずにビジュアル面を最大限に引き出します。
グラフィックも繋ぎ目なしにフレームいっぱいに展開することができ、まるでフレームレスのような感覚。ビジュアルがそのまま空間に浮かび上がっているような表現が可能です。



設営も一度フレームを設置さえすれば、スクリーンの交換はシリコン素材のリブをフレーム枠にはめ込むだけですので、どなたでも簡単にスピーディーに行えます。専用工具も一切不要。
初めてお使い頂く方でも安心してお使いいただけます。


弊社では、70年の歴史を誇る、独オクタノルム社の製品を採用しております。
世界を代表するテンションファブリックシステムを用い、最小作業で最大限のインパクトを実現してみてはいかがでしょうか。


バナースタンドを選ぶ際に大切なポイント

これまで見てきたように、ひと口にバナースタンドといっても、用途や目的によってさまざまな種類がございます。

バナースタンドを選ぶ際に大切なことは、バナースタンドに何を期待するのか、だと思います。
短期利用のためとにかくコスト重視で幕の張り替えもいらないタイプでいいのか、多少の作業工程があっても丈夫で故障しにくく、幕の張り替えもできるタイプがいいのか。
屋内と屋外どちらで使うイメージか、前面に打ち出したい、もしくは背景として活用したいのか、1枚でポイント訴求したいのか、あるいは連結させて大きく見せたいのか、静止画か動画か等々、その目的と用途によって自ずと最適なバナースタンドが導き出されてきます。

たくさん種類があって、何を選んだらいいか分からない…と感じてしまった方もいらっしゃるかもしれませんがご安心ください。

これまで様々なクライアント様の用途に応じて、最も効果の高いであろうバナースタンドを選び出してきた弊社にご相談いただけましたら、あなたにぴったりの選りすぐりの一品をお選びいたします。
一枚からのご相談でももちろん可能です。ぜひお気軽にご連絡ください!


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